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医療従事者 慰労金について

 

こんにちは。
小児集中治療室に勤務する看護師のpi ✿︎(@shinkan0607)です。
子どもを看る上での知識を発信しております。

 

新型コロナウイルス感染症 医療従事者慰労金について

 

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を受けて、全保険医療機関の医療従事者や職員に慰労金が支給されることになりました。

 

厚生労働省は、7月15日に2020年第2次補正予算に盛り込まれた「新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金交付事業」の申請マニュアルを公表しました。

 

私の勤める医療機関はどこに位置するの??

現時点で決定している、慰労金の給付対象や条件、給付額についてご紹介したいと思います。

 

医療従事者慰労金とは?

新型コロナウイルス感染症への感染リスクと厳しい環境下で心身に負担がかかる中、強い使命感を持って、感染拡大防止・収束に尽力している医療機関の医療従事者や職員への慰労金を非課税所得として給付するというものです。

 

慰労金の内容は?

新型コロナウイルス感染症に対する医療提供に関し、都道府県から役割を設定された医療機関などに勤務し、患者と接する医療従事者や職員に対して、慰労金として最大20万円を給付します。

その他病院、診療所などに勤務し患者と接する医療従事者や職員にも、慰労金として5万円を給付します。

引用元:厚生労働省

上記のように厚生労働省は提示しております。

医療従事者や職員には、直接雇用される職員のほか、派遣労働者や業務委託受託者の従業者も含まれます。

「医療従事者や職員」には、資格や職種による限定はなく、事務職なども対象となります。

またここでいう「患者」は、新型コロナウイルス感染症に限らず、他の疾病による患者も含みます。

実際に病院で働く職種で言うと、医師・看護師・理学療法士・薬剤師・レントゲン技師・受付・医療事務などが対象となりますね。

病院で働くほとんどの職種が対象です。

ココがポイント

期間中テレワークのみだった場合は除く。
医療を提供する施設とは区分された当該法人の本部などでの勤務のみだった場合は該当しない。

 

 慰労金の支給条件は?

・対象期間内に合計で10日以上勤務した「患者と接する医療従事者や職員」

・対象期間は、各都道府県でCOVID-19患者1例目発生日または受入日(新型コロナウイルスに関連したチャーター便やクルーズ船「ダイヤモンドプリンセス号」から患者を受け入れた日を含む)のいずれか早い日から6月30日までの間。

・厚労省担当官は対象従事者について、「患者と動線が重なるかどうか」との基準を示し、院内清掃や患者給食配膳などの業務も含まれるとしている。

引用元:厚生労働省

 

給付金額は?

引用元:厚生労働省

慰労金には、3パターンあります。

 

①最も高い20万円が支給されるのは、

「都道府県から役割を設定された医療機関等」のうちCOVID-19患者を受け入れた医療機関等に勤務している場合です。

10万円支給されるのは、

「役割を設定された医療機関等」でCOVID-19患者の受け入れがなかった医療機関等の場合です。

5万円支給されるのは、

そのほかの保険医療機関や指定訪問看護事業者の訪問看護ステーション、助産所等に勤務している場合です。

 

申請方法は?

慰労金の申請・給付は医療機関等が代理となって行います。

申請から受給までの流れは、以下の通りです。

チェック

  1. 3類型の中から自医療機関の慰労金の基本的な金額を確認
  2. 慰労金の対象となる医療従事者や職員を特定し、慰労金の代理申請・ 受領の委任状を集める
  3. 申請書等を作成し、原則オンラインで国民健康保険団体連合会に提出
  4. 都道府県が申請内容を確認後、慰労金を交付
  5. 対象医療従事者・職員に慰労金を給付
  6. 慰労金の給付終了後、1カ月以内を目途に都道府県に実績報告

 

基本的に、私たち医療従事者が行うことは「委任状を書くこと」のみになります。

 

いつ給付されるのか?

慰労金の申請自体は、7月20日より開始となっています。

初回の申請期間は、7月20日~31日までになります。早ければ医療者への給付は、8月下旬頃になる見込みです。

 

診療報酬の申請と被らない毎月15日〜月末が申請期間となっています。

しかし実際には、申請を行う医療機関次第ということになってしまいます。

 

新型コロナウイルスの患者を受け入れていない病棟でも対象なの?

 

基本的には、医療機関単位での判断となります。

患者と接する職員であれば、20万円の対象となります。

 

慰労金は、医療機関等が手当として支給することはあるの?

 

慰労金は、事業主が労働者への賃金、給料、手当等として支払うものではありません。

また、慰労金は非課税所得となるため、源泉徴収しないよう注意してください。

 

このように明言されておりますので、ボーナスの代わり!給与の代わり!といった形では病院側から支給されません。

 

最後に

医療従事者への慰労金に関しては、半信半疑なところが正直ありました。

しかし、厚生労働省としてはしっかりと動いてくれているようですね。

医療機関毎での申請になりますので、実際に手元に給付金が届くまで、まだまだかかりそうですが気長に待ちましょう。

 

また心身ともに疲弊してくる時期ですね。

新型コロナウイルス感染症の小児患者は、全国的にも幸いにも多くないとの報告です。

重症化した際のリスクがとても不安ですが、このまま重症症例が来ないことを願うばかりです。

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■ 看護師 / 小児集中治療 ■ 小児科ナース / PALS 資格所有 ■ 気付けば中堅クラスになっていました ■ 子どもを看るうえで必要な知識を発信します

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