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【#坊さんあるある2020盆】今年は意外と大変。感染対策と熱中症予防!

お盆になりましたね。

ちょっと今回は思考を変えて「熱中症」について話したいと思います。

Twitter発祥の「#坊さんあるある」のお話。

お坊さんのリアルな事情をツイートする「あるある」話。

暑さなんて関係ない!!!と言いながらも職業柄もあり熱中症対策も完璧です。

さすが!!!

お坊さんあるあるから熱中症について学んでいきましょう✿︎

「#坊さんあるある」とは?

Twitterで「#坊さんあるある20●●盆」とハッシュタグをつけ、お坊さんのあるある話を紹介することです。

夏の風物詩の一つとして、毎年楽しみにしている方も多いですね。

 

今年は「#坊さんあるある2020盆」

コロナの関係もあり、ソーシャルディスタンス・マスク・フェイスシールドで檀家参りを進めてくださっております。

ちょっと異例な2020年、どんな言葉が出てるのでしょうか?

やっぱりコロナ渦の中ですので感染対策が大変そうな様子です。

暑さもあり熱中症も心配です。

そんなお坊さんの感染対策、熱中症予防は?

コロナの渦であっても必要な職業はたくさんありますよね。

お坊さんたちの工夫に注目です!!

このように感染対策+熱中症対策の2020年盆になりそうですね。

それでは、熱中症について注意点や予防策を少しお話します。

 

熱中症とは?

熱中症とは熱によって起こる様々な身体の不調のことを言います。

暑さによって体温調節機能が乱れたり、体内の水分量のバランスが崩れたりすることが原因とです。

具体的には、めまいや頭痛、痙攣、意識障害などの症状が現れます。

どんなことが要因で起こるの?

熱中症を引き起こす条件は、環境・身体によるものが考えられます。

特に「環境」と「身体」の要因が重なった時に熱中症が起こりやすくなります。

ココがポイント

環境の要因
気温が高い・湿度が高い・風が弱い・日差しが強い・エアコンのない部屋・急に暑くなった日・熱波の襲来
身体の状態
激しい労働や運動によって体内の熱産生が活発となる・暑い環境に身体が対応できない・疲れや寝不足で体調が良くない

 

どうして熱中症になるの?

私たちの身体は、体温調節機能が備わっています。

体温が上昇してきた時には自律神経の働きによって末梢の血管が拡張し、皮膚に多くの血液が流れ込むことで熱を身体の外に放出します。

同時に体温が上昇するとともに汗をかき、その汗が蒸発する時に体の表面から熱を奪うことで体温を下げようとします。

ところが環境要因をきっかけとして、体温調節機構が乱れると身体の外に熱の放出ができなくなり、体内に熱がこもって体温が上昇します。

急激に汗をかくことにより体内の水分バランスが崩れます。

このようなことが生じると身体の様々なところに影響を及ぼします。

特に注意するべき人は?

熱中症になりやすい人は、「高齢者や乳幼児、運動習慣がないひと、体調が優れていない人、暑さに慣れていない人」などが挙げられます。

特に高齢者や乳幼児は、体温調節機能の衰えや未熟さによって熱がこもりやすいため注意が必要です。

小児の体温調整の特徴は以下の通りです。

・体温調整中枢が未発達であり、外界の温度(環境温)の影響を受けやすい
・皮膚血管の温度に対する反応が緩慢である
・成人と比較して体表面積が広く、皮膚からの熱放散が大きい
・皮下脂肪が少なく、筋肉層も薄いため、熱放散が大きい
・筋肉が未発達であり、シバリングによる熱産生が期待できない
・主に褐色細胞組織内で非シバリング熱産生が行われる

さらに乳幼児では、自分で熱がこもっていることを伝えることもできません。

そのため乳幼児がいるご家族は特に注意して観察するようにしましょう。

こちらもCHECK

小児の体温管理

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熱中症かも?と思ったら

医療機関を受診しましょう

激しい頭痛や吐き気、40度近い高熱などの症状がある場合は速やかに医療機関を受診しましょう。

特に小児は、脱水をきっかけに急激な変化や痙攣などを起こす可能性があるため早期に受診しましょう。

 

セルフケアできる場合

症状が軽く意識がはっきりしている、自分で水分補給ができる場合は、涼しいところで安静にして改善するまで休みましょう。

ココがポイント

  • 風通しの良い日陰やエアコンのきいた室内に移動する
  • すぐに冷たい水やスポーツ飲料、OS1などを飲む
  • 衣類の襟元を緩めたりして楽な体位をとり、安静にする
  • 氷や氷嚢で身体を冷やす(首筋、腋窩、足の付け根、足首:動脈が通っているところ)
    →冷たいペットボトルでも可

予防のためにできること

暑さ指数(WBGT)

暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)は、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。

暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい ①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標です。

暑さ指数(WBGT)は環境省のHPで公開されています。

日常生活における熱中症の予防として知っておきましょう。

こまめに水分補給をとる

身体の熱を逃すために、暑い時にはたくさんの汗をかきます。

汗をかくことは必要なことですが、汗をかけば体内の水分と塩分が失われます。

それによって血液の流れが悪くなり、主要臓器への酸素の運搬が十分に行うことができなくなります。

そのため痙攣や頭痛、吐き気、めまいなどの症状が起こります。

これらを予防するためには、こまめな水分補給が不可欠です。

しかし水分だけをとると塩分が不足してしまいますので、同時に取ることが必要です。

OS1やスポーツドリンクを飲むようにしましょう。

喉が渇かなくても飲むようにする

脱水症状のサインとして喉の乾きや汗の量、尿の量が減る、尿が濃くなるなどがあります。

軽度の脱水症状では喉か渇かないともあるため、特に外出時には意識的に水分補給を行うようにしましょう。

 

利尿作用のある飲み物に注意

カフェインを多く含むお茶やコーヒー、アルコールを飲む酒類は利尿作用があります。

そのため水分補給として飲んでいても利尿作用を促しているため、かえって脱水症状を進めてしまう可能性もあります。

飲み過ぎには注意しましょう。

涼しい服装をする

外でも涼しく過ごすために吸湿性、通気性の良い素材の衣類を着用するようにしましょう。

また外出時には冷却グッズ(冷却シートや冷やしたペットボトルなど)を利用しましょう。

 

まとめ

#坊さんあるある2020盆 から熱中症についてお話しました。

お坊さんをお迎えする時はエアコンをつけて、お茶はペットボトルで、みんなで感染予防と熱中症予防に取り組みましょう✿︎

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■ 看護師 / 小児集中治療 ■ 小児科ナース / PALS 資格所有 ■ 気付けば中堅クラスになっていました ■ 子どもを看るうえで必要な知識を発信します

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