こんにちは。
以前、看護師のふるさと納税について紹介しましたが、今回はワンストップ特例制度について詳しく紹介します。
簡単にまとめると以下の通りです。
ふるさと納税をした後に確定申告をしなくても寄付金控除が受けられる便利な仕組み
ふるさと納税には2種類あります。
- 確定申告
- ワンストップ特例制度
初めてふるさと納税をする場合は、確定申告をする看護師が大半です。
しかし、状況によってはワンストップ制度の方が効率良く節税でき、お得になる可能性があるためこの機会に覚えておきましょう。

とにかく忙しい看護師は、効率良くやりたい方が多いですよね。
この記事は1分程度でサクッと読めますので、ワンストップ制度について理解しちゃいましょう。
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この記事でわかること
- ワンストップ制度の仕組み
- 看護師は何をした方が良いの?
- よくある疑問を解決

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ワンストップ特例制度ってなに?【簡単に説明します】
繰り返しになりますが、ふるさと納税には2種類の方法があります。
- 確定申告
- ワンストップ特例制度
今回はワンストップ制度について紹介します。
なんとなくイメージできると思いますが、余計な手間がかからないことが最大の特徴です。
「なんだよ、絶対こっちの方が良いじゃん!」なんて思う方が多いと思いますが、条件があるので注意しましょう。
まずはワンストップ制度の仕組みについて詳しく解説します。
さらに詳しく
ふるさと納税の基礎知識を知りたい場合はこちら
ワンストップ特例制度は確定申告が必要ない
確定申告と聞くだけで面倒な感じがしますよね。
実際、2月・3月に自分で確定申告する場合、かなりの時間待ちますし、書類申請に手間がかかります。

ワンストップ特例制度は確定申告をする必要がないことが最大の特徴です。
簡単にまとめると、ふるさと納税をすれば自動で翌年6月以降の税金が控除されるということです。
すごく簡単な感じがしますよね。
しかし、申請するには条件があるため全員が受けられるモノではありません。
申請条件について、詳しく紹介します。
ココがポイント
ワンストップ特例制度は確定申告が不要。ただし、申請するには条件がある。
ワンストップ特例制度の申請条件
申請できる条件は3つです。
全て当てはまらないと対象にならないため、該当しているかチェックしましょう。
- そもそも確定申告が必要ない給与所得者
- 1年間で5自治体以上にふるさと納税している
- 都度、申し込みをする際に申請書を郵送している
確定申告は基本的に所属している病院でしています。
つまり、1つ目の該当者は多いと思いますが、残り2つが問題です。
1年間で5自治体以上にふるさと納税をしていると言うのは、異なる地域に寄付すると言うことです。
例えば、仙台の牛タンを食べたくて5回以上ふるさと納税してもカウントは1です。
複数の地域に5回以上ふるさと納税をして、さらに郵送で申請書を送っていることが条件です。

ココがポイント
3つの条件が当てはらないとワンストップ特例制度は対象になりません。注意しましょう。
申請時期に注意が必要
ワンストップ特例制度の場合は、確定申告とは申請時期が異なります。
- 確定申告:翌年3/15まで
- ワンストップ特例制度:翌年1/10必着
確定申告より2ヶ月以上早いです。
そして、申請書類を1/10までに書類が届かないと無効になります。
年末にふるさと納税した場合は、かなりバタバタするため注意しましょう。

初めてふるさと納税する場合には少しハードルが高いですよね。
スケジュール管理をしっかりすることが大切です。
ココに注意
期限を過ぎてしまうと申請できない可能性が高いため、必ず翌年1/10必着で郵送しましょう。
結局、看護師の場合は何をすべき?
看護師で初めての場合は、確定申告で十分です。
理由は以下の通りです。
- ワンストップ特例制度は条件が厳しいためミスする可能性がある
- 1年間で5自治体に寄付するのは金銭的に厳しい
たしかに確定申告は面倒ですが、ふるさと納税すると言うことはお金を払います。
税金の先払いはできますが、いきなりワンストップ特例制度はハードルが高いですよね。
正しい申請ができない場合は損をしてしまいます。

私の場合は、ワンストップ特例制度から初めましたが、1年間で5つの自治体以上に寄付するのは結構大変でした。
そのため、今では確定申告に切り替えましたが、特に問題なくふるさと納税できています。
節税する前に無理なく支払えるか確認しましょう。
ココがポイント
初めての場合は後から切り替えることもできるため、確定申告にしましょう。
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看護師がふるさと納税する場合
ここからは私が初めてふるさと納税をした時に疑問に思ったことを紹介していきます。
最初は誰でも不安です。
私の体験談を参考に少しでも疑問や不安が解決できれば嬉しいです。
それでも解決できない場合は気軽にコメントをいただければお応えします。

ワンストップ特例制度から確定申告に変更することはできるの?
変更はできます。
私も、最初はワンストップ特例制度でしたが、確定申告に変更しました。
特に1年間で5自治体に寄付するのは結構大変で、2年目からはずっと確定申告しています。

その際、「寄付金受領証明書」を添付し、確定申告をしましょう。
仮に二重で手続きをしてしまっても、必ず確定申告が優先される仕組みになっています。
病院の年末調整で控除を受けられないの?
受けられません。
残念ながら、年末調整だけではふるさと納税の控除を受けることはできません。
師長さんや部長も自分で確定申告やワンストップ特例制度で控除を受けています。

ちょっと手間はかかりますが、税金が安くなると考えて前向きにとらえましょう。
税金控除の金額ってどこを見れば良いの?
病院から6月に渡される住民税決定通知書の税額控除額で控除額を確認することができます。
しかし、そのほかの調整控除なども含まれているため、ふるさと納税だけではありません。

つまり、全体の金額からふるさと納税以外の控除金額を引けば、控除分を計算できます。
申請書以外に送るものってあるの?
送るものは2つです。
- 個人番号(マイナンバー)が確認できる書類
- 本人確認の書類
いずれもコピーでOKです。
なりすまし防止のため、必ず同封する必要があります。

実際、看護師ってふるさと納税をしているの?
答えは難しいですが、ふるさと納税をしたことがない看護師が大半です。
しかし、医者の中ではほぼ当たり前になっています。
ふるさと納税を始めるきっかけもみんなで集まって鍋をした時に初めてしるケースが多いです。

つまり、ふるさと納税を知らずに損をしている人が多いと言うことです。
この機会に今年はふるさと納税をしてみましょう!
ポイント
ふるさと納税は誰でもできる節税です。
ワンストップ特例制度の場合は条件がありますが、正しい知識があれば得する制度になっています。
看護師生活をしながらだと自由に動けないかもしれませんが、1回試してみれば慣れます。
頼みたい名産品があるか、まずはチェックしましょう。