こんにちは。
小児集中治療室に勤務する看護師のpi ✿︎(@shinkan0607) です。
子どもを看る上での知識を発信しております。
新人看護師の皆さん。入職して4ヶ月が経ちましたよね。
国家試験を合格して束の間。
日勤が始まり、夜勤が始まり…
不安や不満も溜まってきている頃ですよね。
「なんでこんなこと言われるんだろう?」
「私はどうしたらよかったのだろう?」
とたくさん悩んでいたことも覚えています。
でも数年経ったいま、先輩看護師として
「こうしていれば良かった…」
と思うことをお伝えしていきます!
新人看護師の心得えておくべきこと4つを教えます!
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新人看護師の悩み
新人看護師の頃は、仕事に行くことだけでも精一杯ですよね。
悩みも多くありますよね。でも悩みを抱えているのはあなただけではありません。
目の前にいる先輩方も同じ思いをしてきましたよ。
先輩の指導が怖い
毎日先輩に怒られるにつれ、
だんだん萎縮するようになり、
先輩の声にビクっとしてしまう。#看護師あるある— 看護師(ナース)あるある (@kangosiaruaru) August 25, 2020
先輩看護師との付き合い方に悩んでる方は多いのではないでしょうか?
社会人になると合わない人とは付き合わない!と言ったことはできませんよね。
私が1年目の頃は、全ての先輩が怖いということはありませんでしたが病棟に数名の苦手な先輩はいました。
言葉のきつい人、当たりのきつい人、奔放な人、理不尽な人。
このような先輩が自分の指導に当たる時は、本当に辛かったです。
落ち込んでいるところをさらに追いやられることもありますよね。
人間関係が怖い
私は、ユニット系で働いており男性看護師や医師が近くにいる状況でした。
それでも看護師の女社会は本当に大変ですよね。
嫉妬・悪口・嘘・いじめ
思いもしないようなことが当時も多々勃発していました。
・飲み会があったことなんて知られたらOUT
・「あの医者を狙っている」と良からぬ噂が拡散される
・事実無根の噂話がひとり歩きする
・同期間でマウントを取ってくる
・定期的に無視する人を決める人がいる
・「自分の時代はこうだった」という言葉の凶器
・小学生のような喧嘩の延長戦(だいたい長期戦)
このようなことが定期的に勃発していました。(いまもありますが)
コミュニティに属さず、良い意味での恩恵を受けながら交わしていくことが良いと思います。
「目の前の患者さんにだけ集中しよう」と切り替えることも大事ですね。
わからないこと、出来ないことが多すぎる
机上で学んだこと=実践できること
このようなことは絶対にありません。
いくら勉強して知識として持っていても、うまく動けなかったり、技術が未熟であったり…
新人看護師は、すぐには看護師として一人前とは言えないですよね。(私はそうでした)
そして出来ないことが多いと落ち込んでしまいますよね。
でもそれは誰もが通る道であり、仕方のないことでもあります。
1個ずつ学んで、確実に習得するようにしましょう!
中堅になった今だから言える!新人看護師の自分に言えること
当時は、一生懸命に毎日を過ごしていたため見えていなかったことも多かったです。
思い返すと「こうしたら良かったな」「こんな方法もあったな」と思うことも多々あります。
目の前にいる患者さんと真摯に向き合う
新人の頃は、どうしても「業務」に追われてしまいます。
目の前の患者さんと向き合えていますか?
目の前の患者さんの訴えに気づいていますか?
ここで「はい!!!」と言える方は素晴らしいです。
当時の私は、いま思うと自信を持ってyesとは言えません。
それくらい業務をこなすことに視点がいっていました。
看護師として働く上で一番大切なことは「患者さん」と向き合うことです。
一番辛い時期は1年目
正直に言います。
「もう2度と新人看護師時代は過ごしたくありません」
これが正直な本音です。
無我夢中に過ぎた1年は正直、辛いことも多いと思います。
1年を終える頃には、仕事に慣れ、自分のできることが増え、自分のペースで仕事ができるようになります。
そうすると自然と仕事がやりやすくなってきます。

出来ることは必ず増えていく、でも知識は自分で増やしていく
半年前の自分は、今の動きが出来ていましたか?
今のスピードで仕事をしていましたか?
確実に成長しています。そしてこれからもそうです。
自信を持って一個ずつ学んでいきましょう。
経験は積めば増えていきます。しかし、知識は別問題です。
自分で勉強しなければ増えません。
患者さんを安全に見るためには必要不可欠ですよね。
新人看護師として心得ておくべきこと
私の感じたことから新人看護師として心得ておくことを4つお話しします。
解らないことを解らないままにしない
解らないことを相談することは大切です。
どんなに1人で考えても解らないことはわかりません。
そして新人看護師の特権は、「いつでも先輩に聞くことができること」です!
解らないことは素直に確認しましょう。
新人看護師さんがわからないことは、先輩たちも理解しています。そして、必要な知識や技術は教えて提供していくので、ヘルプを出すようにしましょう。
2年目、3年目になってしまうと「今までそんなこともわかっていなかったの?」と返答されることもあります。

報告・連絡・相談は怠らない
早い段階で「報告・連絡・相談」を行うことは新人看護師にとって最も大切なことです。
この「報告・連絡・相談」ができることは、先輩看護師から見てもしっかりしている人だな〜と認識されます。
そして、先輩からの信頼へ変わります。
そうすると仕事がやりやすくなります。
まずは自分から声をかける努力をしましょう。
自分のキャパを把握する
新人看護師の頃は、焦ってしまったりして自分の状況が分からなくなることが多いです。
状況にもよりますが、先輩看護師でも手に負えない状況や回らない状況は必ず生じます。
その時には、ヘルプを求めますよね。新人看護師でもそれは同じです。
自分ができる範囲を把握することで、何に困っているのか相談することもできます。
できるだけ自分のキャパを把握して仕事に取り組むようにしましょう。
素直な自分で接する
指導をされていると嫌な気持ちになることもありますよね。
「なぜ、自分が指導を受けたのか」「どこがダメだったのか」
素直に受け止めるようにしましょう。
先輩の言葉がきつい時もあるかもしれません。
しかし、その言葉には必ず「本質」があります。
そこをいかに理解することができるのかで大きく自分が変わることになります。
受け止め方は、非常に大切です。素直になりましょう。
まとめ
新人看護師として心得ておくべきことを4つ紹介しました。
チェックリスト
- 解らないことを解らないままにしない
- 報告・連絡・相談は怠らない
- 自分のキャパを把握する
- 素直な自分で接する
毎日、頑張っていると思いますが1年後にはもっと素敵な姿になっています。
しかし、今の段階で
「私は看護師としてやっていけるのかな」
「看護師に向いていないのでは?」
あなたに合った職場が他にあるかもしれません。
職場の合う合わないもあります。
もちろん適性もあります。
あなたに合った職場が他にあるかもしれません。
「看護師を自体を辞めたいな」と思う前に環境を変えてみるのも一つの手段です。